誰からも好かれている人ナンテのは、いない。昔から「男は敷居を跨げば七人の敵あり」と言われてきた通りなのである。
誰からも好かれている人が人格者だなんて思い込んでいたら、とんでもない心得違いである。この世間を渡っていくには、敵を作らざるを得ない場面は避けがたいことなのだ。
意見を求められて己れの立場を明らかにすれば、おのずから敵味方に分かれるであろう。
そして、己れの旗幟(きし)を明らかにしてこそ、友が得られるのである。
人と人とを結びつけるのは、利害の共通だけではなく、価値観を共有することによって深く結ばれるのである。
それを、誰からも好かれたいなんて思っていたら、しょっちゅう相手の顔色をうかがっていなくてはならない。
相手の顔色に一喜一憂しているなんて、はっきり言って消耗なのだよ。
八方美人というのは、周りの人たちにおもねり相手の眼差しにおびえ、断固たる態度をとることができず、誰に対しても色よい返事を与え、結局は、すべての友を失って孤立無援となるのである。
だから、誰からも好かれているのが、理想の人格ではない。
対立し、対決し、抵抗できることが大切なのである。
敵を作ることを恐れない人、自分に向けられた敵意や反発にうろたえることなく、堂々と渡り合える人、そして、したたかにも、その敵と交渉のテーブルにつけるたくましさが必要なのである。
そりゃあ、誰からも好かれていたら、どんなに気分がいいだろうか。
でも、そんなことを夢想するなんて、ス○ベ根性といものである。自分の胸に手を置いてかえりみてみればよい。自分だって、嫌いな人はいるだろう。
にもかかわらず、自分は誰からも好かれたい、なんてムシがよすぎるというもである。
だから、誰とでも仲良くしましょうなんて、いう価値観だけを教え込まれると、イヤなこともイヤだと言えなくなり、誰かを嫌いになることに罪悪感を抱いたりもする。
しかし、嫌いなヤツは嫌いだよ、でいいのである。むしろ、後腐れのないスマートな喧嘩別れができることこそ、大人の条件なのである。
だから、結論は、こうだ。
愛されるナンテ、子どもにでも出来る。
愛することができるのが大人だ。
「愛される人になりましょう」なんてのは、子どもの言いぐさである。
大人ならば、まずは、自分の職責を全うすること。
そして、父は父親の役割を担い、母は母親の役割を果たす。
これが、愛することである。
塩谷政憲 愛されたいシンドローム より抜粋
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Author:たくあんまりさ
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