ニューヨーク(CNNMoney) ロンドン五輪の開幕が間近に迫り、米国でも自国の選手の活躍に期待が高まっている。しかしメダルを獲得してもしなくても、大会を終えて帰国した選手の多くは収入面で厳しい現実に直面する。
他国とは異なり、米国の五輪出場選手は国から直接的なサポートを受けない。米オリンピック委員会が全競技種目に分配する運営費年1億7000万ドル(約130億円)のうち、医療保険や報酬の支払い対象となるのはごく一部の選手に限られる。
米陸上競技財団によると、各競技で国内10位以内に位置する陸上選手のうち、競技関連で1万5000ドル(約120万円)を超す収入を得ているのは50%のみ。10位よりも下の選手はさらに厳しい状況だ。同財団の担当者は「エリート中のエリート選手と、ランキングがわずかに低い選手とでは、稼ぐ力に驚くほどの差がある」と話す。
陸上選手がスポンサーと結んでいる契約には、故障したり期待通りの成績を上げられなかったりした場合、選手に支払う金額を大幅に減額すると定めた条項があるものが多い。
(中略)
ロンドン五輪で金メダルを獲得した米国選手は2万5000ドル、銀メダルは1万5000ドル、銅メダルは1万ドルを受け取る。しかしエリート選手でありながら選考に漏れ、その機会さえ手にすることのできない選手もいる。
障害レースのベン・ブルース選手は国内有数のアスリートでありながら選考会の決勝で5位に終わり、ロンドン五輪への出場を逃した。「貧困以下の生活をしている選手がたくさんいる」とブルース選手は語り、スポンサーが付かなかった08~10年を振り返った。この間はピザのデリバリーやハウスクリーニングの仕事で生計を立てていたが、その後アディダスとのスポンサー契約を獲得している。
装備やトレーニングに相当のコストがかかるにもかかわらず、ほとんど注目されることのない競技もある。メリーランド州のスコット・パーソンズさん(33)はロンドン五輪のカヤック・スラロームに出場する。五輪出場はこれで3度目だが、陸上競技に比べるとスポンサーは付きにくい。日々の生計はアルバイトで立て、この10年はアパートの地階の部屋を転々として暮らしているという。
それでも自分の選んだ道に満足しているとパーソンズさん。「自分が大好きでやっているスポーツだから」「五輪競技かどうかに関係なく、このスポーツをやっている」と語った。
CNN.co.jp:華やかな大会の陰に厳しい現実、五輪選手の懐事情 - (1/3)
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Author:たくあんまりさ
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