クリステンセン教授は、大学時代はイギリスのオックスフォードの経済学部だったが、
背の高い彼は(190センチ以上はある)、大学バスケットボールのチームで主要選手として活躍していたそうだ。
ある年、全英大学トーナメントでチームが勝ち進み、ついに宿敵の大学と準決勝で戦うことになった。
チームにとっては、ここ一番の大事な試合だ。
ところが、その試合開催が、日曜になったのだという。
クリステンセン教授は宗教上の理由で、小さいときに神に「日曜日は安息を取る」ことを誓っていた。
日曜に球技を行うことは、自分がずっと守ってきた規律を破ることになる。
でも、ここは大事な試合だ。
コーチも、チームもみんな自分の活躍に期待している。
この期待を裏切ることは、自分の規律を破ることより大きなことなんじゃないか?
そう思って、試合先のホテルの部屋で悶々と悩んだ。
悩んだ末、コーチに相談に行くと、コーチは
「そうか。良く分かるが、君の貢献が無くなったら、チームは崩壊だ。
君は非常に優秀な選手で、前回の試合だって君無しには進めなかった。
ちゃんと理由があるんだから、この一度だけ規律を破るのを、神様も許してくれるよ」
という。
またホテルの部屋に帰り、一人悩む。
「今回だけ破るっていうのもアリなんじゃないか?あれだけみんなが期待してるんだから。」
1日近く悩んだ後、
「長い人生の中で、今回よりも大切なことが日曜日に起こる可能性はゼロじゃない。
もし今回規律を破ってしまったら、またそんな瞬間が来たとき、
「あの時よりも、今回のほうがずっと重要だ」と結論して、また破ることになるだろう。
だから今破ったら、なし崩しになる。やめよう。コーチとチームにちゃんと言おう」
という結論に至り、みんなに話にいった。
結局、補欠要員がチームに入り、チームは無事勝ち進んだ。
「実は自分なんかいなくても良かったのでは?」という一抹の不安を覚えたが、
チーム全体が自分を求めてる時に、自分が規律を守っても、組織は回るんだ、という自信が持てた。
その後、大手コンサルティングファームで働くようになって、「どうしても日曜に働かなくては」
という事態になったときがあった。
そのときも、結局周囲を説得して、無事回避することが出来たのだそうだ。
もし、大学時代に自分が戒律を破っていたら、ここでも同じように破っていたかもしれない、という。
「日曜に安息を取る」などというのは、見る人が見れば、下らない規律に思えるかもしれない。
何故そんなもののために、組織全体の利益を損ねるのか?と言う人は必ずいる。
同様に下らないと見えるかもしれないものとして、「土曜は妻と過ごす」というのもあるだろう。
でも「全ての曜日で働けない」と言ってるわけじゃない。
ただの一週間に一度だけ、(妻との約束も入れると2度だけ)、働けない日がある。
本当にその日に働かないと、組織は回らないのだろうか?
そして、蓋を開けてみると、そんなことはないのだ。
この話は考えさせられた。
インサイダーや不正会計などの組織犯罪に至ってしまうのも全く同じ原理なのだ。
自分の利益のためだけだったら、彼等だって不正を起こしたりはしない。
追い込まれた状況で、「この情報を話すことが、この会社を救うんだ。顧客のためになるんだ。」
と言われ、自分の倫理を犯してしまう。
或いは、周囲のみんながやってるのに、自分だけやらないわけには行かない、という理由で、
自分の倫理観を破ってしまう。
でも、そのときに考えるべき。
「自分がこの倫理観を犯さないと、本当に組織は回らないだろうか?」
「本当に自分もやらないと、ダメになっちゃうだろうか?」
そして、そんなことは絶対に無いのだ。
人が組織のために倫理を犯してしまう時-クリステンセン教授のメッセージ - My Life After MIT Sloan
1.よく陽に当たる ― 陽に当たるとメラトニンが分泌されストレスが溜まらない
2.朝ゴハンを食べる ― 朝食を食べるとブドウ糖が脳に行き、頭が働く
3.お酒を控える ― 感情の抑制がきかなくなるのでお酒はほどほどに
4.疲れたときには、ゆっくり休む ― 疲れるとイライラする。とにかく休む
5.異性にモテる努力を放棄しない ― 男は男らしく、女は女らしくいることが性ホルモンの働きを刺激する
6.ゲラゲラ笑う ― 笑うとNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化、免疫機能がアップする
7.適度なストレスはエネルギー源 ― プラスの方向に働くストレスもある
8.運動を生活の中に取り入れる ― 運動は老化抑制効果が高い。歳をとるほど運動量を増やす
9.仲間や友達としゃべる ― 職場のうっぷんを晴らす居酒屋文化は大人の知恵
10.場合によっては医療機関で薬をもらう ― 薬を飲んだほうが回復が早まることもある
落ち込みを防ぐ10の生活習慣 - *ListFreak (via yellowblog)(via tlav95tlav95)
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Author:たくあんまりさ
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