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ここから先は、あまり言うと、すごく人格を疑われたりしたらいやだなとも思うけれど、お話しておきたいことがあります。
強姦や強制わいせつの否認事件というのは、暴行・脅迫の程度を争うこともあるけれども、被害者の承諾の有無で争うことの方が圧倒的に多いです。被害者とされる人の承諾があれば、それは強姦になるわけがないのであります。保護法益は性的自由ですから。性的自由を侵害していなければ、強姦になりえない。
で、何で承諾が争われるのか?ここから先の話は、強姦事件に関する刑事弁護のイメージを持ってもらうための話ですよ。決して僕が、強姦事件や、ましてや強姦の被害者を揶揄しようという気持ちは全くない。そうではなくて、実務で、何で承諾が問題になるのか???というイメージをつかんでいただきたいからあえてお話しするんですけれどね。
一言で言うと、犯人として疑われる、そういう人の、うぬぼれなんだよね。
たとえばね、ある強制わいせつの事件ですけれども、デパートの店員、化粧品売り場かなんかの女性店員ですよ、その人にしつこく色々絡む男がいる。それが私の弁護した被告人です。
化粧品売り場のその店員さんは、しつこく絡まれて、泣きたくなるぐらい嫌な思いをするわけですよ。それで、でもデパートだから、あまりきつく対応できない。
で、「この女の子の対応が悪い」って、男が怒り出してね。何か、応接室みたいなところで話をさせろといって、しょうがないなと上司などもいって、別室に移動する。そこで、二人だけで部屋に入って、カギをかけちゃうんだよね。で、わいせつ行為を働く。
そんなの誰が見たって有罪だと思うかもしれないけれど、その事件で、「いや、承諾があった」って被告人は言うんだよ。その被告人の顔も名前も、今でも私はよく覚えています。「いや、この女の子は、僕が部屋の中で行ったわいせつ行為を、全然拒否しなかったし、応じてましたよ」とかって言うんですよね。
弁護人の立場を離れて、本音で個人としての感想を言うならば、「おまえ、ふざけるな」という感じですよ。デパートで化粧品売り場でギャンギャンクレームを言って、別室に連れ込んで、わいせつ行為をされて、喜ぶ女の人がいるわけがないじゃないか、といいたいですよね。
だけどね、その被告人は、本当に本気で、真顔で、承諾があったといっているんです。どうもね、ただの言い訳じゃなくて、心底そう思っているんだ。
こういう、男がうぬぼれて、自分がアプローチすれば女性が、姦淫行為やわいせつ行為に応じるんだ、と思い込んでいるバカ、バカといってしまってはいけないですが、そういうケースがあるんですよ。客観的に誰が見たって承諾があるはずがない、だけどもちろん、承諾がないということについて認識がなければ故意がないですよね。そういう認識がないといって争う。本当にこいつが心底うぬぼれていて認識がないなら、それは少なくとも錯誤ですよね。
そういった事件は、刑事事件だけではなくていわゆるセクハラ事件などでもね、ハラスメントを受けている職場の女性は面と向かって言わないが、上司である男が、それをいいことに、うぬぼれて、この子は俺に気があるなんて思って、へんなことをして。そんなゆがんだ女性観、恋愛観というものが問題となる事案が多いことは知っておいていただきたいと思います。(後略)
via:強姦犯の心理 Uramako事務局/ウェブリブログ
http://uramako.at.webry.info/200902/article_5.html
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ふえぇ…ここまで読んでくれてありがとうだよぉ…